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ああ、浮島の空

 ゆったり、まったり展開されるこの歌は昭和30年代、
40年代の小生の子供時代にあった事実を唄っています。

 「夢の浮島」と言われ毎日毎日凄い数の観光客で賑わったこの地
臨時バスが往来し、観光船が浮島の港桟橋に出入りしていました。
 真っ黒の砂鉄が海岸線を覆っていました。

 焼けた砂浜には木道があり、その上を歩いて湖面に入り込んだものです。
小生は水浴びよりバイド三昧、稼いだ後は大人の世界を垣間見ながら、
コカコーラやカレーライスを大人気分で食する事がカッコイイと思っていた頃です。

 夕方の筑波山が赤く染まり、ポプラ並木に照らされて、その並木は筑波山へ向かっていました。

 『ああ、浮島の空』 曲 詞 唄 高須 巌

1)兄と泳いだ砂浜の、足の熱さに泣きじゃくる
  みかねた母が近寄りて、抱かれて眠った和田岬

2)モーターボートに乗り込んで、バランス崩して湖面落ち
  兄は必死で近寄りて、寸でのところで機械切る

3)水の家のライスカレー、黄色い色が懐かしい
  初めて飲んだコカコーラ、薬の匂いを想いだす

4)タヒチの村のバンガロー、大人の世界を垣間見る
  夏の休みの大半は、大人気分で屯(たむろ)する

5)浮島港に着く船は、さつき丸やあやめ丸
  母と乗船里帰り、帰りは母の寂しさか

6)ポプラ並木が遠くまで、筑波茜に染まる頃
  無性に母の懐に、妹連れて帰り道


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